峯田 うーん、なんていうんだろう。あれは女性が作る女性の世界じゃなくて、ちょっとどっか男性側の欲望とかから作られる女性の世界じゃないですか。

大森 そうなんです。やっぱりアイドルを作って動かしてる男の人っていうのがいるわけで。私、取材とかで「今は女子が元気ですよね」って言われたりすること多いんですけど、全然そんなことないと思う。すごいやだなって思います。だからアイドルが私のこと好きになったりするわけで。それはその歪みから来てる。

峯田 アイドルをやってる本人たちはすごく一生懸命だと思うんですけどね。でもそれをコントロールしてるのは男で。男の都合のいいように、どっかでなってるんだと思う。女性自身がもうちょっと楽しくなれる状況だといいなって思いますけどね。

──なるほど。

峯田 だから大森さんみたいな人ががんばって、「私でもやれるんだよ」ってところを中学生くらいの子に見せていってほしい。

大森 うん。でも田嶋陽子的なのはイヤですよ(笑)。ああいうのがやりたいわけじゃないです。女性が社会運動すればするほど女性が不自由になっていくんですよ。だからあれとっととやめてほしくて。だってもともと自由なんだから。社会と関係なく自由でいればいい。世界は楽しいじゃん、ってずっと思ってるんです。