昨年末、オンラインストレージサービス Megaupload が YouTube へ投稿した広告動画が大きな波紋を呼びました。「Megaupload」が連呼され、「Megaupload大好き」「速い!」といったメッセージが繰り返されるだけの他愛ない内容なのですが、問題はその出演者です。will.i.am、P. Diddy、Alicia Keys、Jamie Foxx、Kanye West といったヒップホップ / アーバン系を中心とした大物アーティストが次々と登場しては Megaupload を支持するコメントを行うという内容で、違法コンテンツの共有に利用されることのあるオンラインストレージを当のアーティストが賞賛するという、控え目に言っても驚きの演出でした。
けっきょく、動画は前述のアーティストも所属するレコード会社 Universal Music Group(UMG)によって削除されましたが、楽曲自体(とアーティストのコメント)には違法性がないはずで、UMG とアーティスト間にどのような契約があったにせよ、なぜ動画の削除まで認められたのかは今もって不明です。もちろんと言うべきか、削除の違法性をめぐっては Megaupload と UMG で裁判沙汰になっています。